おもてなし研修を開催しました
11月18日(日)、福島テルサにて、「ふくしまスポーツボランティア育成事業」の一環として「おもてなし研修」を開催し、午前の部、午後の部それぞれに、40名を超える参加をいただきました。
午前の部は「障がい者に対する接し方」がテーマです。事故による脊椎損傷で車いすとなったものの、コンテンツプロデューサーとして、またNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト代表としても活躍中の木戸俊介氏が講師として登場。「障がい者といってもその状態は千差万別、手助けや接し方に正解はない。大事なのは心の壁を取り払い、相手の気持ちになって声をかけること」という木戸氏の話は、聞いている人すべてにすんなり溶け込みます。みんなが笑顔に、そして元気になる2時間となりました。
午後の部は「外国人に対する接し方」を元日本航空キャビンアテンダントであり、現在は接遇術など社員研修や就職セミナーを開催する「株式会社ひこうき雲」代表の古賀恵美子氏に伝授していただきました。やはり元CAのスタッフ高見沢千景氏、布施由樹氏も参加者の中に直接入る形でフォローしてくださり、参加者のテンションは否が応でも上がりました!。「外国人だからといって特別気負う必要はないですよ。Hello! How are you! とにかくこちらから笑顔で声をかけてみましょう!」最初は緊張感漂っていた会場が、次第に笑顔と英語で熱気を帯びていきました。
福島の人たちが、「オリンピックという機会に、福島を訪れてくれるすべての人と楽しく交流したい」と考えていることを頼もしく感じた一日でした。
研修の様子はFTV(福島テレビ)、KFB(福島放送)のテレビニュースでも放映されました。