Jヴィレッジ 再開記念ハーフマラソン ボランティア募集!
震災および原発事故から7年半ぶりに今夏再オープンを果たしたJヴィレッジ。
2019年1月26日(土)に、それを記念したハーフマラソン大会が開催されます。
ルーターズとしても積極的に応援したいと考えています。
奮ってご応募ください。
お申込みはこちらからどうぞ。
おもてなし研修を開催しました
11月18日(日)、福島テルサにて、「ふくしまスポーツボランティア育成事業」の一環として「おもてなし研修」を開催し、午前の部、午後の部それぞれに、40名を超える参加をいただきました。
午前の部は「障がい者に対する接し方」がテーマです。事故による脊椎損傷で車いすとなったものの、コンテンツプロデューサーとして、またNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト代表としても活躍中の木戸俊介氏が講師として登場。「障がい者といってもその状態は千差万別、手助けや接し方に正解はない。大事なのは心の壁を取り払い、相手の気持ちになって声をかけること」という木戸氏の話は、聞いている人すべてにすんなり溶け込みます。みんなが笑顔に、そして元気になる2時間となりました。
午後の部は「外国人に対する接し方」を元日本航空キャビンアテンダントであり、現在は接遇術など社員研修や就職セミナーを開催する「株式会社ひこうき雲」代表の古賀恵美子氏に伝授していただきました。やはり元CAのスタッフ高見沢千景氏、布施由樹氏も参加者の中に直接入る形でフォローしてくださり、参加者のテンションは否が応でも上がりました!。「外国人だからといって特別気負う必要はないですよ。Hello! How are you! とにかくこちらから笑顔で声をかけてみましょう!」最初は緊張感漂っていた会場が、次第に笑顔と英語で熱気を帯びていきました。
福島の人たちが、「オリンピックという機会に、福島を訪れてくれるすべての人と楽しく交流したい」と考えていることを頼もしく感じた一日でした。
研修の様子はFTV(福島テレビ)、KFB(福島放送)のテレビニュースでも放映されました。
おもてなし研修(障がい者に対するおもてなし)(11/18 10-12時)
おもてなし研修は2部立てになっています。午前の部は「障がい者に対するおもてなし」。
こちらも増席しましたので、まだまだ申し込みOKです。
講師は、元サッカー選手(筑波大学蹴球部)であり博報堂社員でもあった木戸俊介氏。
車いすで、神戸から一人、福島に来てくださいます。
障害者、健常者、そしてイベント企画・営業経験者など様々な角度から「本当に心に響くおもてなしとは」を伝えてくれるでしょう。
この機会に、ぜひ多くの皆様にご参加いただきたいと思います。
お申込みはこちらからどうぞ。
県庁駐車場に停めた場合は駐車券をお持ちください。駐車無料になります。(当日はふくしま駅伝のため、12:30~13:00は通行できません)
また、テルサの駐車場は2時間無料になります。駐車券をお持ちの上、ご自身でテルサ受付にてお手続きください。
おもてなし研修(外国人に対するおもてなし)(11/18 13:30-15:30)
11月18日(日)のおもてなし研修は、増席して、まだ定員に余裕があります。
講師の古賀先生は、航空業界への就職活動支援でも実績の高い方です。新鮮な気づきがあること間違いなし!
この機会に、高校生、大学生をはじめ、たくさんの方にご参加いただきたいと思います。
参加費無料
お申込みはこちらからどうぞ。
県庁駐車場に停めた場合は駐車券をお持ちください。駐車無料になります。(当日はふくしま駅伝のため、12:30~13:00は通行できません)
また、テルサの駐車場は2時間無料になります。駐車券をお持ちの上、ご自身でテルサ受付にてお手続きください。
おもてなし研修(11/18)
2020年、東京オリンピックの野球、ソフトボール競技が福島市でも開催されます。
選手や関係者だけでなく、多くの観客、観光客も福島に来ることになるでしょう。
そこで、この機会に、「おもてなし研修会」を開催することにいたしました。
大変魅力的な講師に来ていただきます!
ぜひご参加ください。
期日: 平成30年11月18日(日)
場所: 福島テルサ 福島市上町4-25 大会議室(あぶくま)
①障がい者への接し方研修 10:00~12:00
②外国人への接し方研修 13:30~15:30
参加費: 無料
いわき地区でのボランティアです(11/3,4)
いわき地区はルーターズ会員が少なく、スポーツイベントのボランティア依頼も少なめです。
そんないわき地区で11/3,4に開催される2つのイベントからボランティア活動依頼がありました。
少々急ではありますが、ぜひご検討ください。
https://www.rooters.jp/event/3167.html
https://www.rooters.jp/event/3170.html
https://www.rooters.jp/event/3178.html
今年度最後のスポーツボランティア初心者研修会in Jヴィレッジ(10/13)
今年度4回開催の「スポーツボランティア初心者研修会」。いよいよラストとなります。
10月13日(土)13:30~16:00、Jヴィレッジにて開催します。
今年7月28日に、7年半の時を経て再オープンした、日本サッカーの聖地・Jヴィレッジ。
これからは福島復興、福島のスポーツの大事な基地としても大きな役割をはたしていくことになるでしょう。
今回の研修は、Jヴィレッジを体感しながらスポーツボランティア初心者研修会を受けられるという、「一粒で2度おいしい」ラッキーなものとなります。
オリンピックボランティアの募集も始まりました。この機会にぜひ、チャレンジください。
ルーターズ・カフェを開催します(10/5)
ルーターズ・カフェを10月5日(金)10:30~12:00の日程で開催いたします。
これは、ルーターズ事務局を開放し、だれもが自由に出入りでき、様々な情報交換を行う時間です。
オリンピックのボランティア申し込みも始まりました。質問、ご相談も受け付けます。
申し込み等は不要です。お気軽にお立ち寄りください。
Jヴィレッジ&原発視察ツアーを開催しました。(9/2-3)
9月2-3日、「Jヴィレッジ&原発視察ツアー」を実施し、全国からスポーツボランティア関係者約30名の参加がありました。
2日、福島駅、郡山駅で参加者を乗せたバスは、まず川内村へ向かい、参加者は美味しいお蕎麦を食べ、お店のご主人から震災当時の話を聞く時間を持ちました。
その後富岡町のメガソーラーさくらを見学しながら、一路Jヴィレッジへ。
Jヴィレッジではこの日、「ふくしまビッグスクラム2018」という県主催のラグビー交流イベントが開催されており、ルーターズのボランティアも約20名が活躍中。新しくなったJヴィレッジの芝の鮮やかな緑と開放感あふれる空気を体いっぱい感じることができました。イベントの最後は「ビッグスクラム」と称して、そこにいる観客、選手、スタッフ、ボランティア、警備員すべての人が「スクラムを組み(肩を組み)大きな輪を作る」ことに。ツアーメンバーも全員でこのスクラムに加わりました。
17時からは、このツアーの本題である「2020スポ・ボラ後夜祭」の準備会議を光の間で開催。
2011年の震災、原発事故から7年半が経過した福島、特にその事故処理の最前線であったJヴィレッジの地で、復興五輪の最後となる「ボランティアに感謝する行事」を行おう、そして「ささえるスポーツの楽しさ、スポーツボランティアの文化」をこの地にレガシーとして残していこう、それを福島県民が創り上げよう!という呼びかけに、参加者の皆様が真摯に向き合い、それぞれの立場でどのような関わり、支援ができるか、本気になって考えてくれました。
しかし、課題もたくさんあります。中でも、オリンピックというビッグイベントゆえ、文言の取り扱いなど様々な問題がでてきます。やはりまずは「応援プログラムなどの承認」を目指す必要があるのではないか、との声が多くあがりました。
これほどのメンバーが、これほどまでに自分事として、福島の、ルーターズの取り組みに関わってくださることに本当に感動しました。
夕食後も部屋を移してその楽しい議論が11時近くまで続きました。
翌3日は原発視察および被災地の現状を目で見るツアーです。
東京電力旧エネルギー館で廃炉状況の説明を受けた後、いよいよ福島第一原発に入ります。長袖長ズボン、底の平らな靴という服装の指定、あらかじめ申請してあった身分証明書を提出しての本人確認、線量計を首からかけて、というものものしい雰囲気に緊張が高まります。
年代物のバスはシートがすべてビニールで覆われ、乗り心地はお世辞にも良いとは言えません。
構内は荒れた雰囲気はなく、作業する人も揃いのつなぎに簡易マスクという軽装です。目立つのは汚染水を貯めたタンクの多さ。斜面のり面に吹き付けられたコンクリート。
しかし原子炉4基が見えるところに行くと、その状況の厳しさに息をのんでしまいました。7年半が経っても、放射線量の高さから手を付けることのできない瓦礫がそのままの状態で残っています。線量計はぐんぐん数値を上げ、最高で200マイクロシーベルトを越えました。「ここまで津波が到達しました」という痕跡が多くの建物に残っています。ものすごい高さです。しかし、それにしても、もう少し高台に原子炉があればここまでの被害にはならなかったのでは、と素人考えながら悔しく思いました。
昼食を構内の職員用食堂で取り、見学は終了しました。
その後、バスで富岡、双葉、大熊、浪江という帰還困難区域を含む町を走り、見学しました。
ショッピングモールが復活し平常を取り戻しつつある姿と、草が生い茂り窓が割れたままの住宅や雑草に加え低木までもが生え始めた田んぼという荒れ果てた光景が、隣り合わせで存在しています。避難地域の指定が解除されたという場所でも多くの家は人の気配がありません。
浪江町では、津波の被災地も回り、慰霊碑に手を合わせました。海岸から近い小学校で、漁師と教員と子どもたちの見事な知恵によって1人の犠牲者も出さなかった避難の話を添乗員さんが話してくれました。
7年半経っても、まだまだ「復興した」とは言い難いこの状況を私たちは改めて衝撃を持って目に焼き付けました。
私たちは福島県で14年活動する、スポーツボランティア専門のNPO団体として、2020東京=復興五輪において、何かできることはないか、スポーツボランティアと福島という立場からしっかり考え、この地になんらかの復興五輪のレガシーが遺せるよう、あきらめず取り組んでいきたいと思います。
「2020ボランティア後夜祭」をJヴィレッジで!
2020東京オリンピック・パラリンピックの最終日(2020.9.6.)に、Jヴィレッジで、ボランティア後夜祭を開催しよう!という取り組みの一環として、9月2,3日に県内外の関係者、希望者を募り、視察ツアーを実施します。
詳しくは、PDFをご覧ください。